青森ねぶた祭
ねぶた・ねぶた囃子・跳人(ハネト)達が織り成す青森県最大級の真夏の祭典です。
毎年8月2日~7日の6日間開催され、仙台の「七夕まつり」・秋田の「竿灯まつり」と並んで東北三大祭と言われています。
1980年には弘前ねぷたと共に、国の重要無形民俗文化財に指定されました。
2004年には八戸三社大祭も指定されています。
2018年 運行スケジュールと会場
■スケジュール
8月1日
18:00~21:00頃 前夜祭(会場:青い海公園特設ステージ)
19:00~20:40頃 第70回浅虫温泉花火大会(会場:浅虫温泉)
19:10~21:00 子どもねぶた(約15台予定)・大型ねぶた(約15台予定)運行
8月4日~6日
19:10~21:00 大型ねぶた運行(約20台予定)
8月2日~5日までの審査結果を集計し、8月6日にねぶた大賞ほか、各賞を発表。
★6日は受賞したねぶたをご覧になれます。
8月7日
13:00~15:00 大型ねぶた運行(約20台予定)
19:15~21:00頃 第64回青森花火大会・ねぶた海上運行(会場:青森港)
第64回青森花火大会
ねぶたと花火の競演 有料観覧券一斉発売!
平成30年7月8日(日) 午前9時から
受賞したねぶたが青森港を運行し、花火とともにねぶた祭のフィナーレを飾ります。
※8月7日はねぶた海上運行(6台予定)がございます。
海上を行き交う幻想的なねぶたと、みちのくの短い夏の夜空を焦がす大輪の花火をぜひご観覧ください。
初期のねぶた祭は「七夕祭」の変形であったとされています。祭りに登場する練り物の中心が「ねぶた」と呼ばれる「灯籠(とうろう)」であり、七夕祭は7月7日の夜に穢れ(けがれ)を川や海に流す禊(みぞぎ)の行事として灯籠を流して無病息災を祈りました。これが「ねぶた流し」と呼ばれ、現在の海上運行に引き継がれています。「ねぶた」という名称は、「ねむりながし」の眠りが「ねぶた」に訛ったものと考えられています。
他にも、津軽藩の始祖・津軽為信の重臣が原型を作ったという説や征夷大将軍の「坂上田村麻呂」が朝廷に従わない奥州の蝦夷征伐の為に大きな灯篭を作り、笛や太鼓を打ち鳴らしておびき寄せ捕らえたという説があります。
Check!!
青森県を代表する「ねぶた・ねぷた」まつり。その楽しみ方は人それぞれです。
「青森県観光情報サイトアプティネット/パンフレット」にて発行されている「ねぶた・ねぷた 楽しみ方ガイドブック」は、「青森ねぶた」「弘前ねぷた」「五所川原立佞武多」「黒石ねぷた」を愛してやまない方へ向けたガイドブックです。観光客の方はもちろん、地元目線の楽しみ方もあるので、是非ねぶた・ねぷたまつりのお供にお読みください。
※表示や印刷にはAdobe Readerのインストールの必要があります。
はくちょんQ&A
Q.1 金魚ねぶたのモデルは?
A:津軽錦がモデルとなっており、本来は灯篭として作られたもので、歴史は古くありません。
Q.2 ねぶた囃子とは?
A:篠笛・太鼓・手振り鉦(てぶりがね)によって演奏される音楽です。
ねぶた囃子には、「進行」「戻り」「大休止」「小休止」「集合」「小屋入れ」「小屋出し」など数種類あります。
Q.3 「ラッセラー」の語源は?
A:「(酒またはろうそくを)いっぱい出せ」が訛って「イッペラッセ」となり、今の掛け声になったと言われています。
Q.4 骨組みで使ってる針金はどれぐらい使われているの?
A:約150kg使われています。
Q.5 紙ってどれくらい使われているの?
A:紙1枚は新聞紙の片面ほどの大きさで、約2,500枚使用しています。
Q.6 「ねぶた」「ねぷた」の違いは?
A:どちらも起源は同じですが、なまりの違いから分かれたものと思われます。
昔は「ねふた」や「ねむた」など、呼び名が定まっていませんでしたが、弘前市の「ねぷた」、青森市の「ねぶた」というように、地域の差別化を図る目的もあったようです。
Q.7 各賞について
A:「総合賞」ねぶた大賞→知事賞→市長賞→商工会議所会頭賞→観光コンベンション協会会長賞
「部門賞」最優秀制作者賞→運行・跳人賞→囃子賞
「特別賞」海上運行賞、推賞
Q.8 どれくらいの人が見に来てるの?
A:毎年6日間で延べ300万人の観光客が訪れています。
※青森ねぶた祭は「積み上げ式」という各宿泊施設の利用客、交通機関の利用状況、駐車場の利用客を足し、当日の会場の混み具合を勘案して算定する。
Q.9 バケトとは?
A:女装や男装、アニメのキャラクター、歴史上の人物などに扮して、奇抜で派手な化粧と滑稽な衣装を着た、まるでピエロのように愛嬌を振り撒いて観客を喜ばせている人たちのこと。時には跳人のように跳ねたり踊ったり、絶えずパフォーマンスを続け、祭を盛り上げる露払いのような存在です。
跳人(ハネト)の正装衣裳
ねぶた衣裳
①頭には「花笠」
②肩には鮮やかな赤・ピンク等の「タスキ」
③腰には「シゴキ」とブリキでできた水やお酒を飲む器「ガガシコ」
④白地を基調とした「浴衣」
⑤着物の裾は膝までたくし上げ、その下にはピンクや青の「オコシ」をつける
⑥足元は「白足袋」に「草履」。「草履」は脱げないように「豆しぼり」といわれる藍色の水玉模様の手拭いでゾウリを縛っておくのがコツ
ポみっと!サイト ねぶた特集ページより
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