- ポイント
劇団銅鑼公演No.59
「真っ赤なお鼻」の放課後
高校2 年生になる青砥雛子は卒業後の進路について悩んでいた。それは進学や就職に対して未来への明るいビジョンがなかったからだ。
夢があり希望がある。そんな風に思える若者たちが今の日本にどれだけいるだろうか?社会や大人たちはどことなく無機質で、中身が無くて、透明で、贅沢で、賢いだけで、 SNS では「いいね」を競い合うことばかり。
医療事務の仕事を見学するために病院に行った雛子。そこにいたのは真っ赤なお鼻のクラウンだった。病室で子供からお年寄りまでふしぎな芸当で沢山の笑顔の花を咲かせていた。
何かをやりたいとか、何かになりたいとか、そういった何かがなかった雛子にやっと芽生えた夢の蕾。その蕾を咲かせるために沢山の情熱、そして挫折とも向き合ってゆくなか、雛子にはどうしても応援した存在がいた。それは母の介護により、夢を諦めてしまった陽人であった。
現代の若者が純粋な夢と出逢い、現実のなかでたくさんの葛藤を抱えながら、ひとりの人間として成長してゆく様が描かれる、意地らしくも可愛らしい若者たちお話。
【公演ホームページ】http://www.gekidandora.com/
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