- ポイント
ベツヤクづくし3
『消えなさいローラ』『招待されなかった客』 2本立て
概要
【ベツヤクづくし】Pカンパニーは別役実作品を再演も含め約20作品上演してきました。全公演の半分以上です。ビックリです。2020年3月3日、別役さんが亡くなり、翌年追悼公演『雨が空から降れば』をシッポリと行いましたが、Pカンパニー15周年をコウジツに、昨年12月~今年の9月まで、《ベツヤクづくし》と銘打って2作品ずつ、4公演ガッツリと上演することにしました。ハッキリ言って無謀です。ベツヤク流不条理喜劇??にドップリ、タップリ、グッタリ、浸かってみませんか。ガッカリはさせません・・・と思います。劇場でお待ちしています。
『消えなさいローラ』
朽ち果てそうな、いやすでに朽ち果てたような部屋に大きなテーブルと椅子。住んでいるのはローラという女がひとり、いやローラとその母のふたりか。葬儀社を名乗る若い男が訪ねてくる。謎めいた女と葬儀社の男のとりとめのない話が続く。男は実は探偵であると打ち明ける。ご近所から死臭がするというこの部屋を調べに来たらしい。果たして女はローラなのか、それともその母親なのか……。テネシー・ウイリアムスの『ガラスの動物園』の後日談風に描かれた別役氏の詩情溢れる作品。
『招待されなかった客』
静かに崩壊しつつある魔女の部屋。大きなテーブルと椅子。テーブルの上には汚れたままの食器類や書物、傍らにミニチュア・セットの小さな街がある。招待状を持ったマシュー・ホプキンズと名乗る神父が訪ねてくる。ミニチュアの街はソーントン・ワイルダーの『わが町』。魔女と神父はこの『わが町』の記憶で繋がっていた。魔女狩りをしてきた教会を追放された神父への招待状は間違いだった。。『わが町』のミニチュアの町だけで魔女は生きているのだった……。
【公演ホームページ】
http://p-company.la.coocan.jp/
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