- ポイント
Pカンパニー『会議』『街角の事件』交互公演
『会議』
電信柱が1本。他には何もない、空き地らしい。道具方がテーブルと椅子を数脚運んで来て設置する。そこに研究員らしい男がやってきて客席に向かい、これから人間の「会議本能」についての調査を行うことを説明する。「会議本能」…人は「会議」の場所を設定すると知らず知らずのうちに集まり、役割を決め「会議」を始める習性がある…というのだ。徐々に集まる人々。最後にやってきたのは頭に血の滲んだ包帯を巻いた男。「会議」は、その男によって次第に混乱していく。そして思わぬ事態が…。「会議」を通して民主主義と責任について問いかける。
『街角の事件』
電信柱が1本。他には何もない、とある街角らしい。「ナニゴトモナシ」と、手旗信号をどこかに送る男。その街角に三々五々やって来る人々。買い物かごを下げた女、車椅子に乗った男とそれを押す看護婦らしき女。そこにロープで縛られ、刑事らしき男に連れられた男が現れる。後ろから女がひとりついて来る。ナニゴトモナイまま、、ロープに縛られた男が、ピストルに撃たれて死んでいく。そして牧師も。誰によって殺されたのか…誰にもわからない…。責任の所在が曖昧な、いや、曖昧にしようとする責任を取らないの現代人の姿を見つめる。
【公演ホームページ】http://p-company.la.coocan.jp/
公演・チケット詳細情報
おすすめの関連チケット一覧
チケットジャンル・公演エリア検索 SEARCH
各地域の会場からチケット情報をジャンル別、エリア別で探して選ぶ事ができます。