- ポイント
Pカンパニー公演~シリーズ罪と罰CASE11~
『オセロの横顔』
2018年。東京本郷。新米弁護士の麻衣が、担当する刑事事件の被疑者に会いに行くと、それは小学校の同級生さやかだった。さやかは、職場で上司に怪我を負わせ起訴されたが、背景には上司からのセクハラがあり、社内ではそれを見て見ぬふりという暗黙の了解があった。さやかを救いたいと、上司の杉山に助けを乞うが、今は民事事件しかやっていないからと、にべもなく断られる。敏腕人権弁護士として知る人ぞ知る存在だった杉山が、なぜ今は刑事事件を担当しなくなったのか…。すると、杉山が弁護した27年前の連続猟奇殺人事件が浮かび上がってきた。冤罪が疑われる事件を17年間かけて無罪を勝ち取った杉山。なのになぜ…。
裁きとは「事件」を裁くのか、「人」を裁くのか…。人は何をもって、他者を評価するのか。
オセロゲームの白が黒に、黒が白にひっくり返る瞬間に焦点を当てて描く。人は結局、オセロのコマの側面(白黒半々)を見つめていくしかないのかもしれない。
【公演ホームページ】http://p-company.la.coocan.jp/
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