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愛の三重奏
朱の会vol. 7 朗読シリーズ~ 矢代静一『宮城野』
「無償の愛」をテーマに、三作品の朗読・朗読劇でおくる朱の会 劇的朗読世界。矢代静一の傑作戯曲『宮城野』。江戸天保年間の麻布の色街が舞台、娼婦 宮城野と偽絵師 矢太郎のスリリングな会話ではこぶ二人芝居。矢太郎は師の写楽を殺してきたらしく、宮城野はそれを察している。二人の交わす会話は嘘とほんとが混じりあい、二転三転。そして追い詰められた矢太郎のまえで宮城野のとった行動とは...
朱の会では評判のよい時代小説の群読、今公演では山本周五郎『三年目』。三年ぶりに江戸へ戻った友吉は将来を約束したお菊を探すのだが、町はなが雨により洪水(おおみず)の危険にさらされて...。山本周五郎の描くヒューマニズムに胸打たれる名作。江戸情緒もたっぷりと堪能できます。
そして小川未明は数ある作品群から『愛は不思議なもの』。
珠玉の三つの愛の物語をお楽しみください。
【公演ホームページ】https://ameblo.jp/tanbe0606/entrylist.html
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