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日本の演劇人を育てるプロジェクト 文化庁海外研修の成果公演
みえないくに

翻訳者は裏切り者……?

戦争と経済に揺れながら「みえないくに」を見ようとする、翻訳者たちの物語――

 

これは、架空の国グラゴニア共和国で話されている、グラゴニア語に魅了された翻訳者の物語。鴨橋真由(かもはしまゆ)は、日本では、マイナー言語であるグラゴニア語を独学で学んだ、グラゴニア語研究のパイオニアだった。彼女の夢は、「グラ日・日グラ辞典」という辞書を日本で出版すること。小さな出版社「月銭社(げっせんしゃ)」の編集者の重山朝子(しげやまあさこ)に、ダメ元で「グラ日・日グラ辞典」の出版を提案したところ、定年間近の重山は、退社前に意義のある本を出したいと思っていたこともあり、乗り気になってくれた。そして、社内会議でOKをもらえたところまでこぎつけたのだが、そこへ、グラゴニアが隣国に侵攻したというニュースが飛び込んでくる。

 

公益社団法人日本劇団協議会では、2024年1月18日(木)~21日(日)、東京芸術劇場 シアターイーストにおきまして、「日本の演劇人を育てるプロジェクト」文化庁海外研修の成果公演「みえないくに」の公演を行います。この公演は、文化庁新進芸術家海外研修制度において、イギリスで研修、研鑽を積んだ劇団印象の鈴木アツトが成果を発表すべく、本公演のための書き下ろし戯曲を演出いたします。壮一帆、岡千絵、土居裕子のベテラン俳優陣が、架空の国「グラゴニア」の言葉を巡って翻弄される女性たちの姿を描きます。海外研修の成果公演「みえないくに」どうぞご期待ください。

 

《入場料》(全指定席・税込)未就学児入場不可

前売 4,500円/当日 5,000円

U25  2,500円(25歳以下、当日要年齢証明)

 

《出演》

壮 一帆、岡 千絵、井上一馬(イッツフォーリーズ)、玉置祐也(演劇集団円)

田中愛実(イッツフォーリーズ)、大川 永(イッツフォーリーズ)、森山真衣(イッツフォーリーズ)/土居裕子

 

《スタッフ》

作・演出=鈴木アツト

美術=土岐研一  ドラマトゥルク=沈池娟  舞台監督=折田彰平(ステージワークURAK)

照明=篠木一吉(創光房)  音響=斎藤裕喜(Quebec)  衣裳=仲村祐妃子  

演出助手=モカ  音楽=村上理恵  宣伝=中島康江  プロデューサー=松本崚汰

協力=ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズ、劇団印象-indian elephant-、演劇集団円、株式会社オスカープロモーション、株式会社オールスタッフ、株式会社キューブ、有限会社プランニング・クレア

制作=公益社団法人日本劇団協議会

主催=公益社団法人日本劇団協議会

助成 文化庁文化芸術振興費補助金「舞台芸術等総合支援事業(次代の文化を創造する新進芸術家育成事業)」独立行政法人日本芸術文化振興会

 

【公演ホームページ】http://www.gekidankyo.or.jp/performance/2023/2023_008.html

公演・チケット詳細情報



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