- ポイント
二幕七場
喜劇 二階の女
あらすじ
叔母に押し切られた見合い話ののち、結婚。平凡で小心な夫・山崎と、内気で無愛想な妻・つね子。三十四歳と二十八歳、晩婚ではあったものの、二人の平和で味気ない新婚生活が始まった。山崎は最近、藩史編纂の仕事を引き受け、自宅の二階を仕事場にしている。彼は仕事に集中するため妻を二階へ上げること
はなかった。しかし「二階に女がいる」とつね子は言い出す。二階には便所も洗面所もなく、女性を囲おうとしても無理があった。
夫は妻の抱える不安や嫉妬を理解し、疲れているのだろうと思ってしばらく放置するが、果たして……。
――二階の女は現実なのか、夢か、あるいは妄想なのか――
時は太平洋戦争へ向かいながら、人々の暮らしを少しずつ変えていく。
イントロダクション
「二階の女」は昭和二十年四国へ疎開した当時、愛媛新聞に連載された短編小説で、獅子文六は戦後の作品のうちで好きな方である、と残している。
本作は小説をもとにして一九六八年のNLTコメディ路線一作目の演出家、飯沢匡が笑いと毒をきかせて脚本化したものである。
正体の知れない「二階の女」によって人がキリキリ舞いさせられる中に、人生の悲哀、夫婦の愛情などがユーモラスに、そして厳しく描き出されている。NLTの原点である二人の結晶といえる作品で今の時代を問う!
■チケット料金[全席指定]
特典付チケット:7,500円
[特典1]公演パンフレット
[特典2]舞台写真3枚セット
[特典3]原作小説「二階の女」オンライン購読権(期間限定)
[特典4(金ヨル限定)]本公演「二階の女」台本
※特典は当日劇場にてお渡し致します
一般 A席:6,000円
★金ヨル割(12/15 19時の回のみ) :4,000円
■お祝い花について
本公演では、博品館劇場の避難導線の確保のためスタンド花・アレンジメント(楽屋花含む)共にお祝い花をご辞退申し上げます。
何卒、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
■お客様からのプレゼントについて
プレゼントは劇場受付にてお預かりさせて頂きます。なお、飲食物、生ものは安全面を考慮し、お受けできませんので予めご了承ください。
■面会について
終演後、劇場にて出演者・スタッフとのご面会はできません。ご了承ください。
【公演ホームページ】http://www.nlt.co.jp/stage/nikainoonna2023/index.html
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