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つか版・忠臣蔵(特別公演)

9PROJECTの人気作が5年ぶりに帰ってきた!
ドラマ版の面白さそのままに、笑って泣ける“つかこうへい版”忠臣蔵!

 「つか版・忠臣蔵」は、1982年の大晦日に放映された、つかこうへい原作のテレビドラマです。「忠臣蔵」が生まれた背景には、それを“忠義”の物語に仕立て上げた人物がいたのでは…という発想を元に、どうしようもない赤穂浪士たちを必死に討ち入りへと向かわせる、作家・宝井其角の姿を描きます。出てくるのは、一癖も二癖もあるキャラクターばかり…誰も見たことがない、まったく新しい“つかこうへい版”の忠臣蔵です。

 2018年の初演では、ドラマ版の面白さをそのまま体感できる舞台として好評を博し、東京・神戸・大分の3都市で1,000名を超えるお客様にご覧いただきました。5年ぶりの再演では、初演の勢いはそのままに、さらにブラッシュアップした構成でお届けいたします!

 「これから始まる物語はフィクションであり、史実、時代考証を超越し、人物関係、生活パターンを無視した現代のドラマである」とは、テレビドラマの最初に表示された注意書きです。過去の傑作を巧みにアレンジしながらも、鋭く人間を描いていく…。つかこうへいの真骨頂とも言える人間ドラマの傑作に、どうぞご期待ください。

 

STORY

日本人によく知られた「忠臣蔵」の物語。
それを“忠義”の物語に仕立て上げた男がいた

 松の廊下で刃傷沙汰が起こった。着物の裾を踏んですっ転んだ浅野内匠頭が、泡を食って刀を振り回したらしい。大石内蔵助は読み書きのできない主君のため、代わりに辞世の句を書いてくれる作家を求めて、宝井其角の元を訪ねる。さっさと切腹を済ませてお家再興を待つつもりだったが、其角はこのどうしようもない事件を“一級の美談”に仕立て上げ、芝居に掛けることを思いつく…。

 仇討ちよりも家のローンが心配な大石内蔵助。
 根っからの善人にも関わらず、必死に敵役を演じる吉良上野介。
 売れる芝居を書くためなら、男女を心中“させる”ことも厭わない近松門左衛門。

 一向に仇討ちをしない家臣たちに苛立ちながら、其角と役者たちは“忠臣蔵”を作り上げていく。其角が必死になるその訳には、近松に奪われた女・志乃への激しい慕情があった…。

「其角はんにはこの芝居で、四十七人、皆殺しにしてもらいます」

 

【公演ホームページ】https://www.9-project.net/vol19/

公演・チケット詳細情報

  • 会場 篠原演芸場
    アクセス情報
  • 公演期間 2023/11/09(木)
  • 価格 2,500円 ~ 3,500円(税込)
  • 問い合わせ 9PROJECT
    TEL: 050-5889-5877
  • 販売元 9PROJECT
  • 販売期間 2023/09/30(土) 10:00 ~ 2023/11/08(水) 23:59


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