- ポイント
和泉流二十世宗家和泉元彌を観る会
舞台45年を迎える和泉元彌が
今!演じたい・・・今!ご覧いただきたい狂言を厳選して上演。
数え年50歳!折り返し地点の和泉元彌の「今」を
ご覧ください。
狂言『金 岡(かなおか)』
巨勢金岡:和泉元彌 妻:和泉采明
寺井宏明(笛方森田流) 幸清次郎(小鼓方幸清流宗家) 内田輝幸(大鼓方葛野流)
…夫である絵師の金岡が、10日も家に帰らず、狂乱の態で洛外を彷徨い歩いていると聞いた妻は、心配して夫を探しに出かけ、清水で待ち構える。そこに取り乱した姿で現れる金岡。妻は呼び止めその理由を尋ねると、「御殿に絵を描きに行った時に出会った美しい内裏上臈の面影が忘れられない」と語る。妻は、女の美しさは化粧次第なのだから、自分の顔をその美女のように絵取ってみてはどうかとすすめる。金岡は、自慢の絵道具を用いて取り組むが・・・。
『花子』『釣狐』に次ぐ大曲。狂乱を表す狂い笹を肩に登場し、抒情的な旋律の謡で切ない恋心を表現する。妻の顔をえどる場面では、実際に絵筆を持って顔に彩色を施すなど見どころ満載の演目。滑稽、卑俗な題材を技と心を以って昇華する心得が要求される。
狂言『腰 祈(こしいのり)』
祖父:和泉元彌 山伏:和泉和秀 太郎冠者:三宅藤九郎
…永年の修行を済ませ帰郷した山伏は、久々に祖父のもとを訪ねる。すっかり腰の曲がった祖父(オオジ)を見て、山伏は修行の成果とばかりに、祈祷で腰を元に戻そうと試みるが、祈りが効き過ぎて・・・。
祖父の人間国宝・九世三宅藤九郎、父の十九世宗家和泉元秀のシテ(祖父)で相手を務めた和泉元彌がその芸を継いで祖父を演じる。宗家筆頭控え家の次世代の狂言師が若々しく舞台を盛り上げます。
狂言『二人袴(ふたりばかま)』
聟:和泉元聖 親:和泉元彌 舅:和泉淳子 太郎冠者:和泉慶子
…今日は吉日だからと聟入り(むこいり=結婚後初めて夫が妻の生家に挨拶に行く儀式)することになった聟は、心細いので父親についてきてもらうことにする。舅(しゅうと)の家の門前で、聟は父親の手を借りて袴をつけ、家に入り舅と対面する。ところが、舅の家の太郎冠者が門前の父親を見つけ、親を呼び入れることに。聟は門前で父親に袴を渡し、入れ替わって父親が舅に会う。以後2人は1つしかない袴を交代で着ては舅の前に出ますが、舅から親子一緒に対面する事を乞われれる。親子は一計を案じ揃って舅の前に座る。めでたく盃事も済ませ、舞を所望された聟は、不自然な舞い方でごまかしますが、とうとう・・・。
宗家親子の共演に宗家筆頭控え家の和泉淳子親子が加わり、今公演の最後の一曲を彩ります。
券種
SG席15,000円(正面最前方・記念品付) / S席11,000円(正面指定席)
A席8,000円(脇正面指定席) / B席6,000円(中正面自由席)
親子割引:A指定席(脇正面後方)9,000円 /親子割引B自由席(中正面)7,000円
*「親子割引」の適用は大人一名+同伴者一名・中学生までとさせて頂きます。
*今回はお子様の年齢による入場制限を設けておりません。皆様にはご理解の上、ご来場下さいようお願い申し上げます。
*お子様をご同伴される方は、周りのお客様にご配慮下さいませ。万が一、ご鑑賞の妨げとなる場合はご退出願う場合もございます。ご理解の上、ご協力下さいますようお願い申し上げます。
学生割引(B席のみ)3,000円
*「学生割引」は、高校・大学・専門学校生に適用されます。学生証をご提示願う場合がございます。
わざおぎ割引A席5,000円・B席4,000円
*わざおぎとは、「神や人を楽しませるために、こっけいな芸をすること。また、その人。
*俳優、声優、ダンサーをはじめ表現者である若い皆様を対象とした割引です。
*前後一年の公演チラシをご提示いただく場合がございます。
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