能「鉢木」鈴木啓吾/撮影:吉越研
- ポイント
能と講談で古典を楽しむ
ことのは能 Vol.3
見える人も 見えにくい、見えない人もともに
古典の世界を、テーマを合わせた能と講談で旅をする。
やあ 如何にあれなるは 佐野源左衛門の尉 常世か。
これこそいつぞやの大雪に宿かりし修行者よ。
見忘れてあるか。
今回は「いざ鎌倉!」でおなじみの「鉢木」を取り上げます。
<講談「鉢の木」 一龍斎貞橘>
時の執権・北条時頼漫遊の折、佐野の里で出会ったのは、
今は落ちぶれてはおれど、武士の鑑。
志高きその名は、佐野源左衛門常世…。
古典講談の傑作「鉢木」を、
講談界初の人間国宝・一龍斎貞水の直弟子・一龍斎貞橘が勤めます。
<能「鉢木」 鈴木啓吾>
大雪降る夕暮れの佐野の里。里外れのあばら家に訪れた旅の僧をもてなすため、家の主・佐野源左衛門常世はなけなしの粟飯を出し、自慢の盆栽をいろりにくべる。
落ちぶれた身の上ながら、いったん鎌倉より知らせあれば、馬に鞭打ちいち早く鎌倉へと馳せ参ずると僧に語るが…。
シテ(主役)は面(おもて)をかけず、直面(ひためん)で演じる、演劇性の高い能の作品です。
*本公演は、目の不自由な方でもお運びいただけるよう、
・ガイドサポーター1名無料(要予約)
・事前に謡曲と現代語訳の点訳資料の配布(要予約)
をご用意しています。
*視覚支援席は、一乃会でのみのお取り扱いとなります。
【タイムテーブル】
4月28日(日)13時15分開場/14時開演
解説・鈴木啓吾
講談「鉢の木」一龍斎貞橘
(休憩20分)
能「鉢木」鈴木啓吾
(16時半頃終演予定)
【公演ホームページ】http://ichi-no-kai.jp
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