三好十郎の生前未発表戯曲、本邦初公演!
- ポイント
劇団文化座公演165 好日
概要
作:三好十郎 演出:西川信廣
美術:石井強司 衣装:岸井克己 照明:塚本悟 音楽:日高哲英
音響:齋藤美佐男 演出助手・舞台監督:道場禎一 制作:原田明子
《出演》
白幡大介【三好十郎】・高村尚枝【お袖】・鳴海宏明【堀井】・佐藤哲也【轟】
米山実【本田】・沖永正志【浦上】・原田琴音【登美】
相川春樹(文学座)【佐田】・小林勝也(文学座)【韮山】
《あらすじ》
日中戦争の頃。三好十郎は堀井医師の邸宅に仮住まいをしている。堀井は高利貸しの取り立てから逃げ回っていて、その留守を預かっているのだ。宗教にすがる使用人のお袖、家督争いのごたごたから逃れてきた亡妻の教え子の登美も同居している。
今日は軍医になるため旅立つという堀井が戻ってきていたが、高利貸しの韮山が現れ、堀井はそそくさと逃げて行った。居場所を問われてもとぼける三好だったが、戻るまで待たせてもらうと韮山は居座ってしまう。
三好を信奉する若き劇作家、劇団関係者、見込みがなければ死ぬと言う劇作家志望の若者などが次々と訪れる。若者たちの悩みや焦燥に真摯に向き合う三好であったが、自身の戯曲が上演出来なくなった事を知らされると己を忘れて取り乱してしまう。そこに男が現れ、高利貸しの韮山に掴みかかってゆく。韮山もまた、ある事情を抱えていたのだ……。
【公演ホームページ】http://www.bunkaza.com/
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