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国立劇場ありがとう公演 志田真木芸術選奨文部科学大臣賞受賞記念
琉球舞踊「志田房子・真木の会」
概要
■販売終了いたしました
半世紀以上、伝統芸能の殿堂として、さまざまな芸能が演じられてきた国立劇場。
今秋から予定されている、全面リニューアル建て替え工事を控えた国立劇場に、お別れと感謝を込めてお届けする今回の志田房子・真木の会。
公演は、本年、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した志田真木による古典舞踊の名作「伊野波節」、人間国宝 志田房子による古典舞踊「作田」で格調高く幕開け。続けて、本條秀太郎(特別出演)による、唄三味線と、志田真木の舞による創作「黒髪」にて、琉球と大和の美の重なりをお届けします。
第二部は趣を変え、琉球舞踊の一線で活躍する舞踊家を沖縄より招き、「蛍火」「桃売姉小」など、志田房子作品の数々をご披露。沖縄の香りを感じさせる作品をお届けします。
そして結びは、のどかな田園風景の中、稲作に勤しむ琉球・沖縄の人々の姿と日々の営みを描いた創作舞踊「ゆがふ(世果報)」を、6月の東京より、世界平和への祈りを込め上演します。
王朝の美を伝える古典舞踊から創作舞踊まで、現代に受け継がれきた琉球舞踊の今とともに、古格を重んじつつ、日々 琉球舞踊の持つ芸術性と美を追い求める志田房子、志田真木の世界を、国立劇場にて存分にご堪能ください。
※内容に一部変更が生じる場合がございます。予めご了承ください。
【公演ホームページ】
志田 房子 琉球舞踊 重踊流 宗家
昭和12年 沖縄県那覇市生まれ。幼少より、琉球芸能の大家 玉城盛重に師事、研鑽を積む。師の亡き後は、田島清郷、仲井真盛良をはじめ、多くの名匠より、それぞれの得意とする技芸の教えを受ける。琉球王朝期より受け継がれる古典舞踊および明治・大正期に創作された雑踊りの的確な表現に加え、沖縄の香を感じさせる自身の創作は百作品を超える。東京・沖縄を拠点に、琉球舞踊の芸術的価値を広く国内外へ知らしめ、永年にわたり斯界の発展につとめるほか、後進の育成に日々取り組んでいる。とりわけ洗練された技術をもって作品の世界観を芸術性豊かに演じ分ける表現力や創作作品が高く評価されている。文化庁芸術祭芸術祭賞、文化庁芸術選奨文部大臣賞、文化庁長官表彰等受賞多数。重要無形文化財「琉球舞踊立方」各個認定保持者(人間国宝)。
志田真木 琉球舞踊 重踊流 二世宗家
昭和45年 志田房子(人間国宝)の次女として東京都に生まれる。幼少期より母に師事し、研鑽を積む。平成19年、琉球舞踊重踊流二世宗家を襲名。自身のリサイタル「琉球舞踊 真木の会」の開催をはじめ、国立劇場主催公演への出演の他、大学機関での普及教育活動を行う。王朝期より受け継がれる琉球舞踊ならではの、古格を重んじた舞台に務めるほか、志田房子作品の継承および体現者として、琉球舞踊のもつ芸術的価値に目を向けた美の探求と表現を日々継続している。文化庁芸術祭新人賞、文化庁芸術祭優秀賞、文化庁芸術祭大賞、芸術選奨文部科学大臣賞等受賞多数。
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