- ポイント
能『三輪 白式神神楽』
能の旅人 第十七回公演
能「三輪」あらすじ
三輪山のふもとに小さな庵を結ぶ玄賓僧都(げんぴんそうず・ワキ)のもとへ、毎夜仏に供える閼伽の水を運んでくる女(前シテ)がいた。ある秋の夜、女は夜寒をしのぐ衣が欲しいと僧に頼む。僧が衣を与え住処を尋ねると、女は「三輪山の杉の辺り」と言い残し姿を消す。
三輪明神に参拝した里人(アイ)から、ご神木の杉に衣が掛けてあったと伝えられた僧が神社を訪ねると、木陰から三輪明神(後シテ)が現れ、三輪縁起や天岩戸隠れについて語り、神楽を舞い、夜明けとともに消える。
今回上演する「白式神神楽」は、観世宗家において一子相伝とされる「誓納(せいのう)」を元に、これに相応する演出として京都片山家によって作られ、以来とても大切に扱われている小書です。神性を強調した荘厳な趣きで、後シテは常とは異なる「神体あらたに見え給ふ」の詞章とともに青竹の作り物から出現し、純白の装束に榊を持ち、鬘をおすべらかしに結った女神の体で「神楽」を舞います。
【公演ホームページ】
https://yarai-nohgakudo.com/archives/10869
公演・チケット詳細情報
おすすめの関連チケット一覧
チケットジャンル・公演エリア検索 SEARCH
各地域の会場からチケット情報をジャンル別、エリア別で探して選ぶ事ができます。