- ポイント
美紗の会
『闇に燈る聲』
芸は伝授してゆく者の魂が亡霊となって演者と重なる。
泉鏡花「歌行燈」の幻想は死者に導かれた伝統芸が生者
へと伝わり、男女の恋とも重なり結ばれてゆく。
言葉で確認しあう恋ではなく、踊りの振り写しという肉体的
憑依による秘めたる恋である。
恩地喜多八の身体がお三重に芸として写し込まれる。
お三重に生霊としての能が憑いたのである。能を舞う女性
のしなやかでありつつも凛々しい身体に。
三人のお三重は、西松布咏、山根基世、服部真湖。
尺八の善養寺惠介は、空気であり、風であり、景色となる。
能の生霊として、能役者の清水寛二。
【公演ホームページ】https://dance-media.com/uta-andon/
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