テアトルBONBON のチケット情報

Story:

選択の余地なくイギリス海軍に所属させられたロージーは、遠征先の国で突然解雇を言い渡される。

人生をめちゃくちゃにされたイギリス政府への憤りから、親友のジョーや奴隷として拉致された暗殺一家のピューマ、ロージーの人柄に惚れたテレサなど、同じ境遇の人々と結託し、１つの船を奪い、エルサレムへと流れる。

船の操縦の仕方に難儀していると、奪った船の乗組員だったパリスも仲間になるという。  

エルサレムに向かう途中、傷ついた女性が海の上に流れていた。ケーンと名乗るその女性は、エルサレムに向かう途中で船が難破したという。

エルサレムに到着した一行の目的は、テンプル騎士団の秘宝。

ジョーは乗組員を探していると、歌い子「サン」、踊り子「スー」に出会う。船を賑わす若い子としてスカウトするが、商人のニルヴァーナに彼女たちは盗人だと言われ、ニルヴァーナの詐欺にはまってしまう。

しかしニルヴァーナは捕まり、秘宝についての黒い噂をはじめる。

それは、フランスの王がテンプル騎士団を私情で裁き、彼らの持つ財宝をすべて奪おうとしたというもの。そしてその財宝は見つからず、子孫がエルサレムの地下に隠した、というものだった。

エルサレムに到着したロージーは、とあるゲームを開き、テンプル騎士団の子孫リー、を見つけ出す。

しかし財宝は、今まさにフランス国王が資材として持ち逃げしたところだった。一行は、ある時はイギリス、ある時はメキシコ、バハマ、の味方となるが、ある時はそれらの海軍から略奪をし、フランス国王が持ち逃げした財宝を奪おうとする。

ロージーたちは、テンプル騎士団の埋葬方から、髑髏に大腿骨の旗を掲げた彼らを、人々は海賊と呼び、畏怖し、憧れた。

そしてロージー海賊団の目的は、海を国家とすること。

海に出るとポセイドンの一撃にやられ壊滅状態になるが、正体を現した一角獣のケーンの力で、神秘に立ち向かう力を得る。

神々との争いを経て強くなるロージーだったが、ついに海軍に捕まってしまう。

首を跳ねられる前夜、親友のジョーはロージーを助けようと奔走するが、ロージーは自らを犠牲にしてフランス国王の悪行を告発すると言い出す。

王権社会と権力に狂わされた人生を精算すべく、ロージーとジョーは決断する。

また、本筋とは別に、秘宝に近づいてフランス軍に拉致されるビショップとハーレー、シャルルの駆け引きが展開し、物語に深みを増す。

【公演ホームページ】https://hp6ban.wixsite.com/provisence-stage004