- ポイント
キ上の空論 獣三作 三作め
『緑園にて祈るその子が獣』【U28割】
祈る家で育った“丸琥(マルコ)”は小学三年生の時にあやまって同級生のヒデに怪我をさせてしまう。怪我をしたヒデは詫びをいれるように丸琥に言う。どうすればいいのか尋ねると、ヒデは『通り道にある駄菓子屋から限定のキラカードを盗んでこい』と命令する。丸琥は命令に従ってカードを盗むが、その行動を母親に見られてしまう。断罪された者に希望はない・・キラカード事件をきっかけにどんどん拗れてゆく丸琥は、人を攻撃せずにはいられない凶暴な性格になっていった。
「社会」と「家族」を行き来しながら、不安定な学生時代を終え、やがて大人になった丸琥は、全てを捨てて一人で生きていく事を決断する。
この物語は、性格の悪い丸琥と、この世に存在しない“神様”と、それを“信じる者たち”のお話です。
そしてきっと滑稽な喜劇です。
【獣三作】
獣三作とは、タイトルにそれぞれ『けもの/ケモノ/獣』をいれ、三作品の『獣』をテーマにした全く違った物語を描く。一作め『けもののおとこ(紀伊國屋ホール)』を皮切りに、二作め『除け者(ノケモノ)は世の毒を噛み込む(シアタートップス)』、三作め『緑園にて祈るその子が獣(本多劇場)』と展開。
本作はその三作めとなる。
<スケジュール>
11(水)19:00
12(木)14:00/19:00
13(金)14:00
14(土)13:00/18:00
15(日)13:00/18:00
16(月・祝)13:00 【完売】
※受付開始は開演の 45 分前、開場は 30 分前になります。
【SNS】https://twitter.com/kijyooo
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