宣伝美術|三崎了 宣伝美術イラスト|前田豆コ
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座・高円寺 秋の劇場20 日本劇作家協会プログラム
果てとチーク第8回本公演『害悪』
概要
まるで見えないあの人たちの戦争は、極めて”平和的”だった。
ギリシャ悲劇『トロイアの女たち』を下敷きに書かれ、令和元年度北海道戯曲賞最終候補となった本作で描かれるのは、ささやかな日常を守るため、家父長制を内包した戦争の狂気に、自発的に隷従し、翻弄される人々の悲劇的な結末。彼らの物語は、まさにそう遠くない私たちの未来に起こり得る、最悪のシナリオを鮮烈に映し出します。現実と地続きにある緊迫の舞台を、どうぞお見逃しなく!
※『トロイアの女たち』…トロイア男性の”所有物”だった女性たちが、戦勝国ギリシャに粛々と”分配”される顛末を記した、古代ギリシャの悲劇詩人・エウリピデスの作品。
■あらすじ
目を閉じたら、なんだって無いのと一緒だよ―――
20XX年、人工知能・アテナに管理された仮想空間で行われる第三次世界大戦下。
マジマ家の三姉妹は、母の遺影とともに、ひっそりと都内の一軒家で暮らしていた。
その年の夏、イクの幼馴染・カワカミが戦死し、彼のアンドロイドが街に帰ってきた頃、
平穏を守るため、人々が見逃してきた綻びが、少しずつ日常を脅かし始める。
※本公演には、以下のようなテーマや表現が含まれています
「感情的な暴言」
「性的虐待の間接的描写」
「血糊を使用した暴力表現」
【公演ホームページ】https://hatetocheek.com/
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