三浦環
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新発見の訳詞・録音に基づく再現演奏と語りでおくるプリマ・ドンナの人生と芸術
三浦環のシューベルト《冬の旅》
概要
出演:小林沙羅(ソプラノ)/ 河野紘子(ピアノ)/ 吉田孝(語り)
脚本:大石みちこ
企画:早坂牧子
本邦初の国際的オペラ歌手、三浦環(1884~1946)が死を目前に自らの訳で歌ったシューベルト《冬の旅》全24曲。生誕140年の今年、縁の旧東京音楽学校奏楽堂に蘇る―
1946年4⽉5⽇、オペラ歌手三浦環は、病躯をおして臨んだ生涯最後の録音で、シューベルトの《冬の旅》全24曲を自身の訳詞で歌いました。長らく所在不明であったこの時の音源と、訳詞の掲載されたプログラムが近年発⾒され、三浦が歌った《冬の旅》の全体像が初めて明らかとなりました。本公演で三浦の歌唱を再現するのは、オペラ・歌曲共に定評のあるソプラノ歌手、小林沙羅と、伴奏の名手、河野紘子。曲間には脚本家の大石みちこ書き下ろしの台本による、環の夫・政太郎の語り(吉田孝)が加わり、三浦環の人生を辿る旅としてシューベルト《冬の旅》の世界を再構成します。プッチーニのオペラ《蝶々夫⼈》で名声を得た三浦環が、終戦直後、死の直前に⾃らの訳詞で歌ったシューベルトの《冬の旅》―生誕140年を記念し、彼⼥がかつて日本初のオペラ公演《オルフェオ》でデビューを果たした旧東京⾳楽学校奏楽堂の舞台で、三浦環最後の芸術と人生を振り返ります。
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