- ポイント
8hのメビウス
概要
ウンゲツィーファ 10周年記念演劇公演『8hのメビウス』
◯出演
黒澤多生
近藤強
高澤聡美
豊島晴香
藤家矢麻刀
百瀬葉
山田薫
◯スタッフ
脚本•演出 本橋龍
音楽 heron
映像 上原愛
音響 本橋龍、藤家矢麻刀
映像記録 櫻井潤
演出補佐 山田薫
宣伝美術 一野篤
イラスト 樋口寛人
舞台監督 黒澤多生
制作 渡邉結衣
◯協力 PARA、Summery Bird Cakes Film、クロワッサン、青年団、プリッシマ、レトル
◯企画・制作 ウンゲツィーファ
▼上演スケジュール
18(金)ゲネプロ 19:00-
19(土)12:30-
20(日)14:00-* 19:00-
21(月)休演日
22(火)14:00-* 19:00-
23(水)14:00-*
24(木)14:00-* 19:00-
25(金)14:00- 19:00-
26(土)14:00- 19:00-
27(日)14:00-(アフターライブ有り)
全14回
※上演時間130-140分を予定。*の回は上演後にアフタートーク有り。
永遠と無限の掃き溜め。
平日昼間の公園で。
夜遅くのファミレスで。
日曜日の会社倉庫で。
コミネは勤めていた「合同会社メビウス」を辞めた。アルバイトのシバタとの諍いが原因だ。
シバタは50歳にして自営業をリタイアし、残りの人生は悠々自適に生きることにしていた。メビウスのバイトは暇つぶし程度にやっていたので、シバタもメビウスを辞めた。そして夢だった日本一周の旅を始めることにした。娘と一緒に行きたいが、妻と別居してからずっと嫌われている。
コミネは会社を辞めたことを家族には黙っていたが、元々会話も少ないのでバレる気配はなかった。仕事に行くふりをしてネットカフェで私人逮捕系YouTuberの動画を見ていた。
メビウスの仕事は、紐状の長い物体を八の字巻きで巻き続ける仕事だ。巻いたものは出荷されて、ぐちゃぐちゃになって戻ってくる。それをまた巻く。巻き続ける。
生産性もやり甲斐もない労働をやり続けて生きる人々の、世界を俯瞰する余裕もなく、目の前にあるものを奪い合う蟲毒のような日々と、最果てで見つめる小さな光の物語。
ウンゲツィーファ10周年記念公演。5年ぶりの長編作品。初期衝動への帰還。
【公演ホームページ】http://ungeziefer.site/kouenzyoho/
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