©S.Takehara
第7回 NHK交響楽団 いわき定期演奏会
出演
指揮:シャルル・デュトワ
ソプラノ:アンナ・プロハスカ
管弦楽:NHK交響楽団
ハイドン/交響曲 第85番 変ロ長調 Hob.l-85「女王」
細川俊夫/ソプラノとオーケストラのための≪嘆き≫(ゲオルク・トラークルの詩による) -ザルツブルク音楽祭委嘱作品2013
メンデルスゾーン/交響曲 第3番 イ短調 作品56「スコットランド」
※曲目は変更になる場合があります。ご了承ください
全席指定/S席 8,000円 A席 7,000円 B席 6,000円 C席・車いす席 5,000円
※学生全席種半額(未就学児入場不可)
※本公演には託児サービスがあります(無料・先着順)。チケットをご予約のうえ、11/26(日)までにアリオスチケットセンター(電話:0246-22-5800)までお問合せください。
12/10(日)以降はアリオスチケットセンター(電話:0246-22-5800)にてチケット予約を承ります。
東日本大震災で子どもを失った母親の悲しみへ捧げた曲――
《嘆き》
今回の最も注目すべきプログラムが、細川俊夫作曲:ソプラノとオーケストラのための《嘆き》。2013年8月に、デュトワ指揮NHK交響楽団が「ザルツブルク音楽祭」で世界初演した曲です。この年の「ザルツブルク音楽祭」はN響が日本の常設オーケストラとしても初登場した舞台でした。そのコンサートで「ザルツブルク音楽祭」から我が国を代表する作曲家である細川俊夫に新曲を委嘱されたのが《嘆き》です。
細川はこの曲への想いを『東日本大震災の津波で子どもを失った母親の写真を見て、深い悲しみが歌うことで癒やされてゆくような音楽を書きたかった―』と語ります。行き場がなく彷徨う母の悲しみを紡ぎ出すと同時に安らぎを与える同曲は世界で絶賛を浴びました。
今こそこの作品が還るべき場所に――
しかしながら、“震災を題材にした芸術作品”が日本で受け入れられるには時間がかかりました。人々が実際に大きな悲しみを心で受け入れるための4年間という時を経て、この作品は還るべき場所で厳かに美しく奏でられます。デュトワが深い精神性を追求する本プログラムが、いわき市の未来を開く名演となることは間違いないでしょう。
©Wolfgang Lienbacher
公演・チケット詳細情報
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公演期間 2017/12/17(日) 15:00
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価格 2,500円 ~ 8,000円(税込)
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問い合わせ アリオスチケットセンター
TEL: 0246-22-5800 -
販売元 いわき芸術文化交流館アリオス
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販売期間 2017/08/28(月) 15:00 ~ 2017/12/09(土) 20:00
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販売期間外
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