座・高円寺 冬の劇場20 日本劇作家協会プログラム
へたくそな字たち
劇団名/タイトル
TOKYOハンバーグ Produce Vol.24
『へたくそな字たち』
作・演出:大西弘記
音楽:清見雄高
照明:吉嗣敬介
舞台監督・舞台美術:大河原敦
音響:香田泉
ドラマトゥルク:丸尾聡
演出助手:葛山陽平、坂井宏充、光藤依里
衣装:御厨義信
宣伝美術・宣伝PV:martrle
イラストレーション:さいとうりえ
宣伝写真・舞台写真:ありせさくら
WEB宣伝:西谷竜太
制作:J-Stage Navi(島田敦子、早川あゆ)
カンパニースタッフ:石原友武、相原奈保子、肥尾祥恵
企画・製作:TOKYOハンバーグ
西山水木
永田涼香
小林大輔
内谷正文
みょんふぁ(洪明花)
小林英樹
早瀬マミ
脇田康弘
八木橋里紗
葵乃まみ
江刺家伸雄
篠原あさみ
丸尾聡
照屋実
※出演を予定しておりました、斎藤洋介は体調不良のため、降板となりました。代役は照屋実が務めます。
【チケット代金】
全席指定・税込
◆前売・当日共/一般 4,500円
◆ハンバーグ割(12/5・6・7) 前売・当日共/一般 4,000円
◆学生割(高校生以下)/2,500円
※学生割は、当日要証明書
【あらすじ】
ここの生徒たちは、どうして、
この学校に通っていると思いますか?
・・・・・・・・
「先生の家に手紙を送ること」
そんな宿題を教師が生徒たちに出した。
すると目が点になっていたり、眉を八の字にしていたり、
やる気に満ちていたり、やる気の欠片もなかったり。
この学校に通う生徒たちは年齢層が幅広く、
恵まれない生い立ちの、読み書きできない人たち。
「何日かかっても良いから、自分の字を書くこと」
次に教師がそう言うと、ある生徒が呟いた。
「ちゃんと届くかな…」
学べなかったことで取り返せない過去があり、
生徒たちは自分の書いた字を郵便局の人が読めるかどうか心配でたまらない。
「丁寧に書けば、郵便屋さんはちゃんと届けてくれるよ」
そんな教師の言葉を信じる生徒たちは、
学びはじめたことで取り戻せる未来もあったりする。
昼は職場で汗をかき、夜は教室で字を書き、人生においては恥をかき。
夕暮れ時、彼らは今日も屈託のない笑顔で夜間中学に通う。
1989年の弥生、教室の窓から見える夜の運動場
TOKYOハンバーグがみたび織り成す、哀愁人情夜間中学校物語。
◆◆◆
【山田洋次 映画監督より】
詩人竹内浩三を主人公にした戯曲「きみはいくさに征ったけれど」を書いた魅力的な大西弘記君の「へたくそな字たち」は、そのタイトルのように愛情とユーモアが織りなす美しい舞台になるに違いない。
◆◆◆
【公演概要】
学びとはいったい何だろう?
そんな疑問がきっかけとなり、存在を知った「夜間中学」。
様々な事情で義務教育を修了できなかった人たちが通う、国の認可を受けた教育の場。
下は15歳から上は制限がなく、読み書きや計算ができない人たちもいる。
そんな夜の教室を舞台に、学びとは何かを考えます。
2013年、14年と上演され、大きな反響と好評を得た作品。
待望の再演です。
◆◆◆
【TOKYOハンバーグとは】
劇作・演出を務める大西弘記の作品を上演するために2006年に旗揚げ。
作品群の共通項として、派手さはなく、エキサイティングでも目新しいものもなく、
楽しく笑えるようなものも多くはない。
ただ、一筋の涙が零れるかどうかといった「心の栄養」をモットーにした、
強い普遍性と現代リアルのバランスを保つ
丁寧な劇作・演出スタイルから舞台側と客席側を繋ぐ。
2016年1月『最後に歩く道』にて2015年度サンモールスタジオ賞を受賞。
公演・チケット詳細情報
おすすめの関連チケット一覧
チケットジャンル・公演エリア検索 SEARCH
各地域の会場からチケット情報をジャンル別、エリア別で探して選ぶ事ができます。