座・高円寺 冬の劇場23 日本劇作家協会プログラム
玉造小劇店配給芝居 Vol.24 『お正月』
劇団名/タイトル
玉造小劇店配給芝居 Vol.24
『お正月』
作・演出:わかぎゑふ
舞台監督:武吉浩二(campana)
舞台美術:浦野正之
照明:千原悦子
音響効果:宮﨑孝幸(エッグシェルスタジオ)
大道具:アーティスティックポイント
衣裳:妹妹
小道具:上田商会
宣伝美術:東 學(188)
制作:中村祐子(玉造小劇店)
制作協力:岡本康子(Trash2)・島田朋子・TBSサービス
東京公演共催:TBSラジオ
コング桑田
野田晋市
うえだひろし
長橋遼也
松井千尋
(以上、リリパットアーミーⅡ)
有馬自由(扉座)
桂 憲一(花組芝居)
浅野彰一(あさの@しょーいち堂)
江戸川じゅん兵(江戸川萬時改メ)
茂山宗彦 ※日替わり出演
茂山逸平 ※日替わり出演
山像かおり(西瓜糖)
水町レイコ
美津乃あわ
小椋あずき
内山絢貴(劇団五期会)
是常祐美(シバイシマイ)
増井友紀子
わかぎゑふ(リリパットアーミーⅡ)
【チケット代金】
全席指定・税込
◆前売・当日共/一般 5,000円
◆学生/2,500円
※学生券は、玉造小劇店HP予約・または当日券のみ取扱い。
※当日要学生証。
【作・演出者の言葉】
「お正月」という芝居は1995年、関東大震災を逃れて関西にお嫁に来て
71年後に阪神大震災にあった老婦人の記事をヒントにして書き始めました。
当時、関西には地震がないという定説があり、沢山の人が関西に移住してきていたようです。作家の谷崎潤一郎もそうだったように記憶しています。
この芝居は、関西に住む、ある一家の元旦の日の会話を切り取って、
100年以上繋いだだけの会話劇です。しかし、そんな普通の家庭で交わされる会話も、
明治、大正、昭和の流れを背景にすると劇的なものになります。
何度も戦争や大きな地震があり、自然と言葉に光や影が生まれるのです。
この作品を15年ぶりにリニューアルして再演する事にしたキッカケは、
東日本で起きた地震でした。実はその前年2010年に一度震災ものに終止符を打つ意味で「お代わり」という芝居を上演したのですが、そのよく年に未曾有の災害が起き、人の住む場所、家族の集い方に改めて気持ちが動き始めたからです。
その間にも熊本で、今年は芝居の稽古中だった大阪でもまた大地震がおき因縁を感じています。
お正月の何でもない家族の話を、ぜひ観に来てください! お待ちしています。
――わかぎゑふ(座・高円寺フリーマガジン20号掲載文より)
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