座・高円寺 夏の劇場07 日本劇作家協会プログラム
演劇集団ワンダーランド 『過激にして愛嬌あり 宮武外骨伝』
劇団名/タイトル
演劇集団ワンダーランド 第46回公演
『過激にして愛嬌あり 宮武外骨伝』
作・演出:竹内一郎
脚本協力:中島直俊
舞台美術:松野潤
作曲:日高哲英
音響:山﨑純一(TEO)
照明:根橋生江((有)ライティングユニオン)
衣装:吉田恭子(劇団俳小)
舞台監督:小松明人(幻奏ボレロ)
宣伝美術:松吉太郎
協力スタッフ:岡崎真弓
制作:浜田和美、中島直俊
協力:アークエムプロモーション、タイムリーオフィス、アイリンク、シーグリーン、トライストーン・アクティングラボ、オールスタッフ、芹川事務所
主催:一般社団法人演劇集団ワンダーランド
武末志朗 松村穣
岡本高英 中田寿輝
本郷小次郎 高橋亜矢
桑島義明 嚴樫佑介
茨木学 木ノ下椿
北村りさ 葉山奈穂子
成澤奈穂 小川友暉
竹良光 遠田恵理香
髙橋明日香 三谷千季
光永勇輝 山田久海
<チケット代/日時指定・全席自由(税込)>
一般 4,000円
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学生 2,500円 ※劇団のみ取扱。当日要証明書。
<公演日時>
6/5(水)19:00
6/6(木)19:00
6/7(金)19:00
6/8(土)14:00☆/19:00
6/9(日)14:00
☆印=託児あり
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<公演概要>
天下無敵の大稀人
ここ数年、横並びの好きな日本人にあって、己を通してきた「稀人伝」シリーズを取り上げてきた。今回は日本史上、稀人のキング・オブ・キングス。宮武外骨を取り上げる。
この人の面白さは短い文章では語り尽くせない。
明治から昭和にかけて、『滑稽新聞』などを発刊し、薩長藩閥政治を徹底的に批判した。その結果四度投獄される。
批判といっても、ユーモアとウィットに富み、絵にもセンスがあるし、何より洒落が効いている。奇想天外な方法を駆使して、政府批判を繰り広げる。
痛快とはこの人のためにある言葉かと思うほど。さらに茶目っ気がある。
これほど面白い人物だから、政界・財界にも支援者は多い。敵味方に簡単に分かれない巨きさが魅力である。
最晩年は東大法学部内に明治新聞雑誌文庫を創設する。これほどの博覧強記を東大も放っておけなかったのであろう。
もちろん、本作は現代の物語として蘇らせる。
今の日本に、宮武外骨のような人がいたら、さぞかし日々は面白かろうなあと考えて拵えた。こんな人がテレビに出ていたら、毎日見てしまいそうだ。
面白いのは、外骨よりも、スポンサーの慌てふためきぶりかもしれない。
――竹内一郎(公演チラシより)
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<作者プロフィール>
竹内一郎(たけうち・いちろう)
1956年福岡県久留米市生まれ。
横浜国立大学卒。
劇作家・演出家・宝塚大学教授。
◆著書に『人は見た目が9割』(新潮新書)、『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』(講談社、サントリー学芸賞)。
◆さいふうめいでの著作に『戯曲 星に願いを』(五月書房、文化庁・舞台芸術創作奨励賞佳作)、『哲也 雀聖と呼ばれた男』(講談社漫画賞)
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