座・高円寺 冬の劇場29 劇場創造アカデミー10期生修了上演
『大いなる平和』
公演名
劇場創造アカデミー10期生 修了上演
『大いなる平和』
「戦争戯曲集三部作」第三部より
作:エドワード・ボンド
訳:近藤弘幸
演出:松本修〈第一章〉
生田萬〈第二章〉
佐藤信〈第三章〉
演技監修:木野花
照明:齋藤茂男
音響:島猛
衣裳:今村あずさ
メイク監修:清水悌
かつら:川口博史
疑闘:栗原直樹(WGK)
森永竜矢(WGK)
演出助手:牧凌平(7期生)
早川貴久(5期生)
舞台監督:佐藤昭子
【劇場創造アカデミー10期生】
演出助手:竹田容子
制作部:河島琴音
【劇場創造アカデミー10期生】
石田夏希
片桐健人
鳥飼健太郎
福本奈央
山下拓朗
【劇場創造アカデミー修了生】
宮尾昌宏、山田宗一郎(2期生)
石橋和也、吉田彰文(3期生)
竹内朋子(6期生)
佐藤司(8期生)
大谷莉々(9期生)
【賛助出演】
米澤剛志(劇団唐ゼミ☆)
《チケット代金》
全席自由/税込
一般 2,500円
・・・・・
25歳以下 1,000円
※観劇日に25歳以下の方に適用。
※前売チケットは、引換券です。
観劇当日に前売チケットを本券と交換してください。
交換時および、当日券購入時に要年齢確認証。
《上演スケジュール》
2/21(金)14:00☆
2/22(土)14:00☆
2/23(日)14:00
☆=託児サービスあり(有料/要事前予約)
※途中休憩あり、19時終演予定
《概要》
■劇場創造アカデミーとは■
座・高円寺が開設している、俳優・演出家・劇場スタッフなど、劇場人の育成を目的とした演劇学校です。
公共劇場として地域と結びついたユニークな活動を展開する座・高円寺で、その活動に触れながら、演劇について、劇場について、総合的に学びます。
2年間の研修期間のうち、1年目はコースに関わらず同一のカリキュラムを行い、2年目は「演技コース」「舞台演出コース」「劇場環境コース」の3つのコースで、より専門的なカリキュラムを実施します。
次世代の劇場人としての視座を養い、日本各地で劇場・演劇の専門家として創造性を発揮できる人を育てていきます。
■「戦争戯曲集」について■
イギリスの作家エドワード・ボンドによる三部構成の長編戯曲です。
核戦争下とその後の世界を舞台に、人間の在り方を問う3つの物語で構成されています。
第一部『赤と黒と無知』は、母の胎内で被爆した胎児の「生きることのなかった生涯」を描き、第二部『缶詰族』は、核爆弾投下後に大量に残された缶詰と、それを食べて命をつなぐ生き残った人々のコミュニティを描きます。
そして第三部『大いなる平和』は、第一部・第二部の物語を内包しつつ、人間とは何かを根本から問いかけます。
■劇場創造アカデミー10期生修了上演■
今回の公演では、「戦争戯曲集」の中から最も長い、第三部『大いなる平和』をとりあげ、二年間の学びの集大成として挑みます。
演出を担当するのは、講師として二年間を共に過ごした演出家たち。
『大いなる平和』を第一章、第二章、第三章と三つに分け、松本修、生田萬、佐藤信がそれぞれ物語世界を描き紡ぎます。
■『大いなる平和』について■
戦時下の食糧難の中、若い兵士たちに命令がくだされます。
“人口統制のため、故郷の赤ん坊を一人殺してくること”
ある兵士には、妹がいます。まだ自分で食べることも、立って歩くこともできない赤ん坊の妹が――。命令を受けた兵士が実家に帰ると、妹ともうひとり別の赤ん坊がいます。兵士の母親が知り合いから預かっている赤ん坊です。
軍の命令は絶対です。
さて兵士はどのような行動を取るのでしょうか?
というところから始まる物語。
・・・・・
「非人間的な世界で、人間的であるためには」ボンドの問いかけの答えを、劇場で探してみませんか?
そして、明日へと一歩を踏み出す若い劇場人たちの挑戦をぜひ、見届けてください。
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