劇場創造アカデミー 11期生修了上演
断片/ペール・ギュント
タイトル
座・高円寺
劇場創造アカデミー11期生 修了上演
『断片/ペールギュント』
原作:ヘンリック・イプセン
上演台本・演出:佐藤信、生田萬
照明:小野寺寿浩
音響:島猛
衣装:今村あずさ
映像:飯名尚人
演出助手:早川貴久(5期修了生)
演出部:奥田知叡(11期生)
舞台監督:佐藤昭子
≪11期生≫
井筒彩夏(演技コース)
塚本恵理子(演技コース)
横川敬史(演技コース)
≪修了生≫
吉田彰文(3期生)
山本瑛子(5期生)
竹内朋子(6期生)
伊佐瑞人(7期生)
牧凌平(7期生)
大谷莉々(9期生)
≪チケット代金≫
全席自由・税込
一般 2,500円
25歳以下 1,000円
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※25歳以下は、観劇日に25歳以下の方に適用。当日要身分証。
≪上演日程≫
2021年
2/21(日)14:00
2/22(月)18:30
2/23(火祝)14:00
≪概要≫
演劇や劇場について総合的に学び、広く公共に向けて力を発揮できる劇場人の育成をめざす座・高円寺の劇場創造アカデミー。
ここで2年間学んだ11期生が、その集大成として修了上演で挑むのは、ヘンリック・イプセンの劇詩『ペール・ギュント』。
新型コロナウイルス感染症の拡大によって、不要不急の4字に覆われてしまった舞台芸術。
けれど、要不要では割り切ることができないものがここにある。
演劇ってなんだ? 変えるでもなく、新しくするでもなく、ほんとうに、ほんとうに、ほんとうに変わらぬ大切なものを見つけて磨き出し、もう一度、演劇に向き合うことから始めたい。
破天荒なペール・ギュントの物語、上演を目的とせずに書かれた戯曲の‘断片’を紡ぎながら、劇場創造アカデミー11期生を中心とした若い俳優たちが、カリキュラム・ディレクターの佐藤信と生田萬と共に、この大きな冒険に挑みます。
≪ペール・ギュント/Peer Gynt(1867年)≫
母国ノルウェーの人々の姿を、風刺と愛情をこめて描き出した幻想的な韻文劇。
没落した地主の子ペール・ギュントを主人公に、無節操、楽天的な約40年間にわたる物語を、約40の場面に描きだした。
世界をかけめぐって富をつかみ、年老いて帰国の途中に難破して無一文になり、ようやくたどり着いた故郷の山小屋で待ちわびていたソールヴェイの腕の中で眠りに落ちる……。
≪ヘンリック・イプセン/Henrik Ibsen(1828-1906)≫
ノルウェーの劇作家。近代劇の確立者。
富裕な商家に生まれたが、8歳のときに破産。周りの人々が掌を返すように冷淡になるのを体験し、人間不信と孤独感を深める。
15歳で薬屋に奉公し大学の医科を目指すが、パリの二月革命に感動し、詩作や劇作に関わるようになる。
20歳(1850年)でローマ革命に取材した戯曲『カティリーナ』を発表。 ベルンゲン、クリスティアニア(現オスロ)の劇場で働き、その間『恋の喜劇』と『王位をうかがう者』を書くが認められず、劇場は破産。
1864年戻らぬ覚悟で母国を出て、ドイツとイタリアで27年間を過ごす。
劇詩『ブラン』(1866年)、『ペール・ギュント』『皇帝とガリラヤ人(びと)』などの大作で名声があがり、やがて現代に目を向けた社会劇の方向に進み『人形の家』で名実ともに近代劇の第一人者となる。
以後『幽霊』『野鴨』『ヘッダ・ガブラー』、と一作ごとに新しい境地を開き、1891年故国に戻る。
『われら死者の目ざめる時』(1898)が最後の作。
日本文学、演劇にも大きな影響を与えた。
――参照:日本大百科全書(ニッポニカ)
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