座・高円寺 春の劇場29
方丈の海 2021プロジェクト『方丈の海』
タイトル
方丈の海 2021 プロジェクト
『方丈の海』
作:石川裕人
演出:渡部ギュウ
音楽:服部暁典
演出助手:宿利左紀子(演劇ユニット石川組)
舞台美術:高橋裕介(劇団I.Q150)
舞台監督:菅原玄哉、渡邊英夫(猫侍)
照明:松崎太郎(アトリエミセイ)、柴成美
映像:大宮司勇(idographics)
音響効果:本儀拓(キーウィ サウンドワークス)
小道具:髙橋舞(趣味屋こめたろう)
特殊衣装:明才(ボタルヤ)
情宣デザイン:小関歩(制作室arm)
制作:方丈の海2021プロジェクト 篠谷薫子、前田成貴
絵永けい(演劇ユニット石川組)
飯沼由和(言言)
片倉久美子(演劇ユニット石川組)
宮本一輝(仙台シアターラボ)
原西忠佑
小出天リ
横山真(丸福ボンバーズ)
武者匠(劇団短距離男道ミサイル)
野々下孝(仙台シアターラボ)
菊池佳南(青年団・うさぎストライプ)
本田椋(劇団短距離男道ミサイル)
宿利左紀子(演劇ユニット石川組)
鈴木孝
佐々木久美子
上島奈津子
篠谷薫子
松崎太郎
渡部ギュウ
≪チケット代≫
全席自由・整理番号付・日時指定・税込
一般 3,500円
U24(24歳以下) 2,500円
高校生以下 1,500円
※U24、高校生以下は当日要証明書
≪上演日程≫
2021年
3/12(金)17:30
3/13(土)14:00★◎
3/14(日)14:00
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★=有料託児サービス
◎=終演後トーク有
トーク登壇者/渡部ギュウ、谷賢一(DULL-COLORED POP主宰)
トーク司会:嶋田直哉(シアターアーツ編集長・明治大学准教授)
更新される震災の記憶。
新しい約束の場所は 現実のものとなって 立ち現れるのだろうか?
石川裕人が渾身の力を注ぎ描いた 震災の黙示録。
・・・・・
≪演劇評論家・明治学院大学文学部教授:西堂行人より≫
『方丈の海』再演に向けて
石川裕人の遺作となった渾身の名作『方丈の海』は、東日本大震災と津波の1年半後の2012年8~9月に初演された。
舞台の設定は震災の10年後で、まさにその2021年に再演される。
仙台の10-BOXで上演された時の打ち上げで、わたしはこの舞台は仙台だけではなく、東京や関西、いや全国で上演すべきだと発言し、石川さんはそれに深く同意したが。が、残念なことに、その一ヵ月後、彼は帰らぬ人となってしまった。
津波で流されてしまった町にぽつんと生き残った映画館、そこに集う人びとの思いが語られ、惨状の先にある未来を見つめる東北人の心が綴られていた。
無念の思いを浄化する再生の物語だ。その公演がようやく実現する。演劇という一期一会のジャンルにふさわしい試みである。
“東北”の再生を願ってやまない。
・・・・・
≪演出:渡部ギュウより≫
未曾有の大震災の後「…世の中は大きく変わる、弱者に優しき時代になるぞ。」という予感が確かにあった。水が出て、電気がきて、ガソリンがきて、ガスが通って少しだけホッとしていたら、またあくせくとした毎日が始まった。
ニュートンこと石川さま――約束の場所への旅はまだまだ永いのですが、この芝居が私たちにとっては一つの約束の場所です。まるで待ち合わせたように新しい仲間が集まりました。嬉しいもんですね。
あなたは知らせてくれた。もっとも大切なモノはトモであると。そんな素朴な想いを大事に、再び立ち上がります。
・・・・・
当公演は、新型コロナウイルス感染症の予防対策を充分に取ったうえで公演を行います。
当日は検温、手指の消毒、マスク着用等にご協力ください。
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