京都芸術センター　講堂(京都府 京都市) のチケット情報

作品概要

Theater｜TOKYO AND KAWASAKI｜新作・世界初演

国境を越えて思考し続ける注目の劇作家が、
ブエノスアイレス滞在を経てたどり着く新たな境地。
新作、世界初演

A world premiere by an acclaimed and border-crossing playwright, shaped by his time in Buenos Aires

3度の岸田國士戯曲賞にノミネートされるなど、自身の劇言語を確立し、文学界からも注目を集める神里雄大は、ペルー共和国に生まれ神奈川で育った自身のアイデンティティに向きあいながら、政治や社会状況を取りこんだ作品を発表している。本作では、昨年10月からアルゼンチン・ブエノスアイレスに滞在している神里が、近年の各地での取材をもとに構成する独自の創作スタイルをさらに発展させた戯曲を執筆。現地で出演者を見出し、スペイン語での上演を行う。

オセアニア、小笠原、沖縄、ラテンアメリカ各国。それらの土地を自身で歩き集めたエピソードから立ち現れる「人の移動と死」とは。人間の移動や文化の融合、国家と個人の関係性などに目を向けながらドライブ感のある戯曲を創作してきた神里が、異国の地、異国の言葉に身を浸しながら掴みとる新たな地平に期待が高まる。

言語：スペイン語（日本語字幕あり）
Performed in Spanish with Japanese surtitles

作・演出：神里雄大
出演：マルティン・チラ、マルティン・ピロヤンスキー、
　マリーナ・サルミエント、エドゥアルド・フクシマ
ドラマトゥルク：野村政之
翻訳：ゴンザロ・ロブレド
美術：dot architects
照明：筆谷亮也
音響：西川文章
舞台監督：大久保歩（KWAT）
リハーサル通訳：田尻陽一
制作：川崎陽子
製作：KYOTO EXPERIMENT
主催：KYOTO EXPERIMENT