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観世会主催公演
観世会荒磯能4月

開演時間/終演予定

13:00開演/16:20終演予定

出演・曲目・カード

能「箙」武田文志、能「胡蝶」木月宣行 他 狂言・仕舞


能 (えびら)Ebira

旅の僧(ワキ)は、須磨・生田川の辺りに着き、美しく咲く梅の木に目を留める。そこへ里人(前シテ)が現れ、その梅の木の謂れを尋ねると、「昔この生田の森で源平の合戦があったとき、梶原景季が梅の枝を手折り箙に挿して笠印として戦い、戦功を挙げたことから、『箙の梅』と呼ばれるようになった」と語る。さらに一の谷の合戦の様子を詳しく語り、実は自分は景季の霊であると明かして姿を消す。(中入)僧が花の下で旅寝していると、箙に白梅の枝を挿した若武者姿の景季の霊(後シテが現れ、修羅道の苦しみと合戦の様を見せ、弔いを頼み、夜が明ける頃姿を消していく。



狂言 清水(しみず)Shimizu

茶の湯の会の準備のため、野中の清水へ水汲みに行くように命じられた太郎冠者は、行きたくないので清水に鬼が出たと作り話をする。太郎冠者が置いてきてしまった大事な桶を取りに主人が清水に行くと言い出したので、困った太郎冠者は鬼の面をつけて先回りし、主人を脅すが…。



能 胡蝶(こちょう)Kocho

旅僧(ワキ)が都の古宮で今を盛りと咲く梅の花を眺めていると、人の気配も無い軒端より、一人の里女(前シテ)が現れる。僧は不思議に思い名を尋ねると、女は実は胡蝶の精で、春夏秋の花々には戯れ遊ぶことができるのに、早春に咲く梅の花には縁がないのが悲しいと述べ、僧に結縁を頼み、夕暮れの空に消え去る。(中入)

その夜、僧が花の下で読経していると、胡蝶の精(後シテ)が現れ、法華経の功力により梅の花と縁を結ぶことが出来たことを喜び、花に戯れながら舞い、歌舞の菩薩となって、明け方の霞の中へ消えていく。


公演・チケット詳細情報

  • 会場 観世能楽堂(東京都 中央区)
  • 公演期間 2019/04/11(木) 13:00
  • 価格 3,300円 ~ 4,500円(税込)
  • 問い合わせ KANZE.NET チケットセンター
    TEL: 03-6274-6579
  • 販売期間 2019/02/14(木) 13:00 ~ 2019/04/08(月) 17:30


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